先天性股関節脱臼
出生時または生後数カ月の間に、大腿骨の骨頭が寛骨臼(かんこつきゅう)から脱臼した状態。完全脱臼だけでなく亜脱臼も含めることが多い。「先天性」という名称に反し、出生時すでに脱臼が完成していることは少なく、むしろ出生後、徐々に骨頭が転位し脱臼へと進んでゆくことが多い。
記憶をたどりながら
なんせ30年以上も前のこと。
記憶をたどりながらですが
私の足はこんな状態だったと言う事 を書いています。
このページでは「先天性股関節脱臼」と診断され治療してその後痛みによる進行が見つかる直前までの期間を書いています。
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生まれる前から
私は女性で冬生まれで逆子。
先天性股関節脱臼の患者にはいくつか共通点があるそうで
私 鈴音はしっかり当てはまっておりました。
出産の時も逆子状態は直らずそのまま足から出産となりました。
母は難産だったらしくなかなか私が出てこず医師は足を引っ張り出したのだとか。
今思うとその時すでに足ははずれかかっていたものと思われます。。
完全にはずれていたのではないという事から「脱臼」ではなく「亜脱臼」の状態だったのかもしれません。
生後数ヶ月
完全にはずれていたわけではなかったようで無事退院となりました。
いつ足がおかしいと気づいたのかというと歩き始めた頃だったようです。
どうも歩き方がおかしいような???
すぐさま病院へ行きレントゲンや検査をした結果「先天性股関節脱臼」と診断されました。
そして両足を固定するようなギブスを装着する生活が始まりました。
当時の記憶が全くと言っていいほどないのですが(^。^;) とくかくギブス装着が嫌だったらしくギャーギャーよく泣き喚く子供だったようです。
どのくらいの期間ギブスを装着していたのかは記憶が乏しく曖昧です。
カエルを仰向けにした状態を想像してください。あんな感じに足を固定するのです。
私の場合かなり前になってしまいますので(30年以上前・・・いやもうすぐ40年)当時の治療法やギブス装着期間が現在と比べて違っているかもしれません。
装着期間は数ヶ月程度のようです。(個人差あり)
現在先天性股関節脱臼で治療中のお子さんは「リーメンビューゲル」という装着器具を使用する事が多いようです。
当時私が使ったギブスは動かすというよりとにかく固定に重点をおいたような窮屈な器具だったようです。
ギブス装着期間も終わりその後は問題なく成長したはずでした。
小学生、中学生時代
その頃は、先天性股関節脱臼だったという事実さえ忘れるほど運動も制限せず過ごしていたように思います。
おそらくギブス装着終了後、医師からは脱臼も治ったので完治というような事を言われたのだと思います。
本当ならば先天性股関節脱臼と診断され治療した子供は将来足に痛みを覚えたり歩行障害を起こす事もあるのでムリをしないようにという事を言われていたら母も気をつけていただろうし私にも説明していたと思います。
ただ、その当時の事は記憶が曖昧になってきているためと脱臼が治ったからOKだと思い込んでしまった可能性もあります。
私は特に運動の制限なども言われた記憶がないので特に何も制限する事もなく過ごしていました。
中学生時代はバレーボール部に所属し(当時「燃えろアタック」だったっけ?でバレーのドラマに影響されたo(*^▽^*)oあはっ♪)思いっきり動いていました。
ただ、足の開脚角度が周りに比べ狭く「あたしって股関節硬いんだな〜」と気になっていました。
そんな小学生中学生時代でした。→→→臼蓋形成不全へ続く。
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